認定看護師情報

認定看護師制度って?

認定看護師制度は、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかることを目的として発足した制度です。
認定看護師の役割は、各分野とも共通で、以下の3点です。
1.実践:個人、家族及び集団に対する、熟練した看護技術を用いた水準の高い看護の実践
2.指導:看護実践を通じての看護者に対する指導
3.相談:看護者に対するコンサルテーション

認定資格取得のための前提となるスキルは?

認定看護師の資格を取得するためには、実務経験が5年以上必要で、そのうち3年以上は取得を希望する認定看護分野の経験がないといけません。また、取得分野によっては、その分野における看護ケースを2~5例程度担当した経験を有することが要求されています(教育機関への入学前に、事例要約の提出が求められます)。

認定資格を取得するには?

さらに、認定看護師となるには、所定の教育機関で6ヶ月程度の教育(座学と実習)を受けることを義務付けられているため、通常、その期間は病院で働くことができなくなります。このため、認定取得を目指して転職する場合には、最低限以下の点を留意して求人を選ぶことが重要です。

  • 希望する認定分野に配属させてもらえるか
  • 看護ケースを担当させてもらえるか
  • 教育機関での受講中も身分保障してもらえるか

どんな認定分野があるの?

現在,認定分野は21にまで増えています。各分野ごとに必要とされる知識・技術などの詳細を見てみましょう。

<1>がん化学療法看護

がん化学療法看護の認定看護師は、抗がん剤治療が選択肢となる患者・家族の意思決定過程から、抗がん剤治療の実施、治療中・化学療法後の過程の中で行われる看護に対して専門性を活かした実践・指導・教育を行い、また、最新の知識・技術を用いて、多様な患者のニーズに対応した全人的なケアを実践することで患者のQOLの維持・向上を図るとともに、がん化学療法看護に対する看護の質の向上に貢献することが求められます。従って、以下のような知識・技術が求められることになります。

◆求められる知識と技術

  • がん化学療法を受ける患者・家族の身体的・心理的・社会的状況を包括的に理解し、専門性の高い看護を実践できる。
  • がん化学療法が行われる場(病棟、外来および在宅など)の特性を考慮した看護の提供を行うことができる。
  • がん化学療法薬の特性と管理の知識をもとに、薬物の投与、管理、副作用対策を、安全かつ適正に責任をもって行うことができる。
  • がん化学療法を受ける患者・家族が、セルフケア能力や化学療法中におこる問題へのマネジメント能力を高められるように、適切な看護援助を行うことができる。
  • がん化学療法を受ける患者・家族が、十分で適切な情報のもとに意思決定し、治療参加が可能となるように支援することができる。
  • がん化学療法看護の実践を通して役割モデルを示し、看護スタッフに対して具体的な指導ができる。
  • がん化学療法に伴う看護ケアに対して、看護スタッフの具体的な相談にのることができる。
  • 病院等の組織や医療サービス提供システムを理解し、医師や薬剤師等の他職種と積極的に協働することによって、チーム医療としてのがん化学療法を推進する役割を果たすことができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<2>がん性疼痛看護

がん性疼痛看護の認定看護師は、以下のような「実践」「指導」「相談」を行うことが求められます。

◆求められる知識と技術

○実践
 疼痛を総合的に判断し、個別的なケアを計画・実践すること
 適切な薬物の使用を判断し、使用後の評価を行うこと
 患者・家族の生活の質を高める方法をともに計画し援助すること
 他職種と協働しながら疼痛緩和を実施すること  
 がん性疼痛を有する患者の人権を擁護することができるよう倫理的な判断をすること

○指導
 患者、家族に対して疼痛コントロールが効果的に行えるように指導し、他の看護師に実践を通じて疼痛緩和に
 必要な知識・技術を示したり、学習会などの機会をもって知識を提供すること

○相談
 実践を基に、がん性疼痛緩和について他の看護師からの相談に応じ、相談者とともに問題解決をはかること
  (日本看護協会の資料による)

がん性疼痛看護の認定看護師は、以下のような「実践」「指導」「相談」を行うことが求められます。

◆求められる知識と技術

○実践
疼痛を総合的に判断し、個別的なケアを計画・実践すること
適切な薬物の使用を判断し、使用後の評価を行うこと
患者・家族の生活の質を高める方法をともに計画し援助すること
他職種と協働しながら疼痛緩和を実施すること
がん性疼痛を有する患者の人権を擁護することができるよう倫理的な判断をすること

○指導
患者、家族に対して疼痛コントロールが効果的に行えるように指導し、他の看護師に実践を通じて疼痛緩和に必要な知識・技術を示したり、学習会などの機会をもって知識を提供すること

○相談
実践を基に、がん性疼痛緩和について他の看護師からの相談に応じ、相談者とともに問題解決をはかること
  (日本看護協会の資料による)

<3>感染管理

感染管理認定看護師は、①疫学の知識に基づく院内感染サーベイランスの実践、②ケア改善にむけた感染防止技術の導入(サーベイランスに基づく感染対策)、③各施設の状況にあわせた感染管理プログラムの立案と具体化、などを行うことが求められます。従って、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 感染管理の概念と感染管理看護師の機能を理解し、各施設等の状況に合わせた感染管理プログラムを作成し、実践することができる。
  • 疫学の基礎を学び、各施設等の状況に合わせた病院感染サーベイランスを実践することができる。
  • 感染症学、微生物学、消毒と滅菌、関係法規に関する最新の知識を持ち、感染管理の実践に応用できる。
  • 個々の患者の具体的な感染防止対策を実践することができる。
  • 患者の安全な療養環境を確保するためのファシリティ・マネジメントを推進することができる。
  • 施設等で働くすべての人々に対して、職業感染管理を実践することができる。
  • 感染管理に関する啓発教育を実践することができる。
  • 医療提供者に対してのコンサルテーションを実践することができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<4>緩和ケア

緩和ケアの認定看護師は、①徹底した苦痛症状の緩和(疼痛及び疾患に伴うその他の苦痛症状の緩和―リンパドレナージ、呼吸理学療法、口腔ケア等)及び療養の場に応じた患者・家族のQOLの向上、②患者・家族のグリーフケア、などを行うことが求められます。したがって、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 患者を全人的に理解し、専門技術を用いて苦痛の軽減を図り、日常生活の充実に貢献することができる。
  • 苦痛を軽減する専門技術を生かし、チームメンバーへの適切な指導や相談を担うことができる。
  • 家族が体験する喪失と悲嘆のプロセスを理解し、チーム医療を効果的に実施できるような役割を果たすことができる。
  • 緩和ケアにおける看護の役割を理解し、チーム医療を効果的に実施できるような役割を果たすことができる。
  • 緩和ケアに関する最新の知識や技術を修得し、ケアの向上を目指した自己研鑚ができる。
  • 緩和ケアを受ける患者と家族の人権を擁護するために、適切な倫理的判断を行うことができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<5>救急看護

救急看護認定看護師は、救急病態を理解した患者対応(救命技術・トリアージ・病態に応じたケア技術)や、危機状況にある患者・家族の支援(早期から対象に応じた危機介入、支援)を行うことが求められます。(日本看護協会の資料による)

<6>手術看護

手術看護認定看護師は、麻酔、手術侵襲による心身への影響を最小限にするための安全管理、具体的には、異常の早期発見・迅速な対応、術式に応じた卓越した機械出し技術、体温・体位管理、手術機材・機器の適正な管理等を行うことが求められます。 そこで、以下の能力が期待されることになります。

◆求められる知識と技術

  • ハイリスク患者に対し、心身の手術侵襲が最小限になるように看護を実践できる。
  • 手術チームのマネジメントおよび他部門との協調・調整ができる。
  • 手術看護の実践を通して役割モデルを示し、看護スタッフに対して具体的な指導ができる。
  • 倫理的感受性を高め、患者・家族の擁護者として具体的な倫理的配慮ができる。
  • 安全管理についての知識を熟知し、リスクを回避するためにリーダーシップを発揮できる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<7>集中ケア

集中ケア認定看護師は、生命の危機状態にある患者の病態変化を予測して重篤化を回避するための援助をしたり、生活者としての視点からのアセスメント及び早期回復支援リハビリテーションの立案・実施を行うことが求められます。これらを実践するために、以下の知識・技術が求められることになります。

◆求められる知識と技術

  • 生命の危機状態にある患者の病態の変化を予測し重篤化を回避するための援助ができる
  • 生命の危機状態にある患者に対し生活者としての視点から適切なを行い早期から回復を支援するための援助ができる ・自らが役割となり看護実践を通して看護職者への集中実践指導ができる
  • 看護職者に対し相談者が自ら解決の方向を見い出すことができるよう支援することができる
  • 生命の危機状態にある患者およびその家族に対しより良い医療が提供できるよう関連する他職種との調整を行うことができ  集中の中でが発揮できる
  • 集中の質の向上に向けて自己研鑽できる
  • 集中における倫理的側面を捉え患者・家族の擁護者として具体的な倫理的配慮ができる
    (日本看護協会の資料による)
     

<8>小児救急看護

小児救急看護認定看護師は、救急時の子どもの病態に応じたアセスメント及び症状マネジメント、救命処置をすることや,子どもの非言語的サインの理解及び適切な心理的ケアの実施をすることが求められます。これらを実践するために、以下の知識・技術が求められることになります。

◆求められる知識と技術

  • 救急時の子どもの状態緊急度重症度をし必要時独立して救命救急処置を行うとともに適切な医療・診療を提供できるようつなげることができる
  • 救急の場面において子どもが呈している身体状態や心理的を予測も含め子どもの発達段階に応じて判断し適切なを提供できる
  • 子どもが用いる非言語的を理解し救急時における不安・不穏状況を適切にし適切に対応することができる
  • 子どもと親の権利を熟知し擁護するために的確な技術を用い状況や計画されていること等を伝え理解を促しその子どもにとって最善の選択ができる環境を提供することができる
  • 子どもと親家族等の相互作用を観察し関係性や親の育児能力について判断し必要な社会資源を見いだし救急時の不安を緩和することができる
  • 混乱している親の心理を理解し即時適切に対応することができる
  • 自信のない親が取る行動を理解し育児する上で特に育児不安への対処と育児支援につながる健康管理に必要な内容を適切に指導することができる
  • 虐待を疑われる状態の社会資源の活用について十分知識を持ち職種間相互の調整を図ることができる虐待の徴候を見いだし子どもの安全を確保することができる
  • 救急時に生じる可能性のある小児に関連した法的体系を理解し即時必要な対応を行うことができる
  • 他看護職に対し小児救急看護に関連した事項について必要な情報を提供し相談に乗ることができる
  • 地域社会等において虐待防止・育児指導・事故予防等の育児課題について講演等の活動を提供できる (日本看護協会の資料による)
     

<9>新生児集中ケア

新生児集中ケア認定看護師は、急性かつ重篤な状態にある新生児に対し、後障害を予防し母体外での身体的、生理学的安定を図るためのケアをしたり、養育行動障害の防止のための親子関係形成の支援を行ったりします。これを実践するために期待される能力は以下のとおりです。

◆求められる知識と技術

  • 新生児の病態の急激な変化を予測し、重篤化を予防すると共に、生理学的安定を図ることができる
  • 新生児の障害なき成育のために神経行動学的な発達を促すための個別化されたケアを実施することができる
  • 心理的に危機状態に直面している家族が、子どもとの関係を築けるよう支援することができる
  • 新生児集中ケア領域の最新の知識・技術を持ち、看護職者へ指導することができる
  • 新生児集中ケア領域において、他の看護職者が自ら解決の方向を見出すことが出来るよう支援することができる
  • 新生児および家族の擁護者として、また、医療チームの一員として倫理的に行動することができる
  • 新生児集中ケア領域の看護実践を科学的に評価し、ケアの質向上に努めることができる
  • 新生児集中ケア領域の継続教育に主体的に関わることができる
    (日本看護協会の資料による)
     

<10>摂食・嚥下障害看護

摂食・嚥下障害看護認定看護師は、摂食・嚥下機能に障害をもつ人に対して、医療機関や介護施設、在宅といった場所で専門的かつ高度なケアを提供することができることが要求されます。従って、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 脳神経・筋骨格系フィジカルアセスメント及び摂食
  • 嚥下機能評価法に基づいた、摂食・嚥下機能の評価
  • 適切かつ安全な摂食・嚥下訓練の選択、実施
    (公開されている日本看護協会や教育機関の資料による)
     

<11>糖尿病看護

糖尿病看護認定看護師は、①糖尿病を持ちながら生活する人に対して、その悪化を防いで健康な生活が継続できるような質の高い技術を用いて援助し、発症予防でも貢献できること、②あらゆる分野の看護職に対して必要に応じて相談・支援ができ,医療チームでの連携をはかることができることが要求されます。

◆求められる知識と技術

  • 血糖パターンマネジメント(血糖コントロール管理)
  • フットケア(合併症予防)
  • ケアシステム立案(集団指導や地域ネットワークシステムにおけるチームアプローチの促進)
    (公開されている日本看護協会や教育機関の資料による)
     

<12>透析看護

透析看護認定看護師は、末期腎不全患者に対し、専門的知識を用いた臨床判断に基づく個別的ケアと教育、及び自己決定の支援をすることや、安全かつ安楽な透析治療の管理をすることが求められます。従って、これらを実践するため、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 透析患者に対して、総合的な臨床判断に基づく個別的なケアや、患者教育を計画、実践、評価できる
  • 透析療法に関する専門的知識と技術を用いて、継続して安全で安楽な治療環境を提供できる
  • 末期腎不全患者が治療の選択を自己決定できるよう、倫理的な判断の基に援助ができる
  • 患者様とご家族の長期療養生活にかかわる他職種の人と連携し効果的な支援となるよう調整できる
  • 透析看護の最新情報に関心を持ち、また実践的モデルを示すことによって看護職者に対して指導や相談に応じることができる
  • 看護職者の継続教育に主体的に関わり臨床看護の質向上に積極的に取り組むことができる
    (公開されている日本看護協会や教育機関の資料による)
     

<13>乳がん看護

乳がん看護認定看護師は、乳がんの集学的治療及び治療に伴う副作用に対するケアとセルフケア確立に向けた指導、リンパ浮腫予防、症状緩和についての指導、そして,ボディイメージの変容に対する心理・社会的問題に対する支援を行うことが求められます。
(公開されている日本看護協会や教育機関の資料による)

<14>認知症看護

認知症看護認定看護師は、認知症患者の権利擁護として意思表出能力を補完すること、認知症の周辺症状を悪化させる要因への働きかけによる、行動障害の予防、緩和を行うこと、そして、認知症患者の状態把握を含む、心身状態の総合的なアセスメント及びケアサポートシステムの立案をすることが期待されています。
(公開されている日本看護協会や教育機関の資料による)

<15>皮膚・排泄ケア

皮膚・排泄ケア(旧:WOC看護)認定看護師は、皮膚トラブルを予防・改善させたり、排泄物から皮膚を守るための専門知識・技術をもった看護師であり、専門的にいうと、創傷(床ずれや手術の傷など)、ストーマ(人工肛門や人口膀胱)、失禁(便や尿の漏れ)などの方を対象に専門的なケアを提供する看護師ということになります。具体的にはストーマ造設・褥創等の創傷及び失禁に伴い生じる問題のアセスメント及び適切な皮膚ケアを実施すること、そして、排泄障害の病態理解及び個人に適した排泄管理、指導(オストミー・失禁ケア)を行います。
(日本看護協会の資料による)

<16>不妊症看護

不妊症看護認定看護師は、生殖医療、遺伝学、リプロダクティブヘルスの知識に基づく不妊当事者へのケア計画の立案及び治療に対するカウンセリング、教育及び自己決定への支援を行うことが求められます。従って、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 生殖医療に関する最新の知識を持ち、不妊症看護の概念と不妊症看護認定看護師の役割・機能を理解する。
  • 不妊の問題を抱えている個人およびその家族に対して、個別的且つ継続的なアセスメントを行い、ケアを計画・実施し、その評価ができる。
  • 不妊の問題を抱えている個人およびその家族に、その人が求めている必要な情報提供や相談を行い、治療について自己決定できるよう援助する。
  • 不妊症看護に関わる他の看護者に対し、実践的モデルを示し、実践に関する指導・相談ができ、不妊症看護の質向上のためにリーダーシップがとれる。
  • 医師やエンブリオロジスト、臨床心理士等、他の専門職者と効果的連携をとりながら、不妊症看護を実践する。
  • 人権を擁護するために適切な倫理的判断を行い、それに基づいた不妊症看護を実践する。
  • 不妊症治療の特徴を理解したうえで、看護の立場からのリスクマネージメントができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<17>訪問看護

訪問看護認定看護師は、以下のような知識と技術が求められます。

◆求められる知識と技術

  • 医療ニーズの高い在宅療養者・障がい者の主体性を尊重し、セルフケア能力を高める対応ができる。
  • 医療機関から在宅(在宅から医療機関)への継続看護を重視して、医療ニーズの高い療養者・障がい者の移行期のケースマ  ネジメントができる。
  • 医療ニーズの高い在宅療養者・障がい者に対し、専門的看護技術・知識の提供及び管理・指導ができる。
  • 医療ニーズの高い療養者・障がい者を支援する在宅ケアチームの形成を行い、リーダーシップを発揮して地域ケア能力を高 めることができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<18>脳卒中リハビリテーション看護

脳卒中リハビリテーション看護の認定分野は、今後、脳卒中患者の増加が見込まれることなどから、脳卒中患者の増加に的確に対応するために設置された分野です。このような背景から、脳卒中リハビリテーション看護認定看護師には、①脳卒中患者の病態予測を行い重篤化を回避するための知識と技術と、②廃用症候群予防と機能回復のためのリハビリテーションの知識と技術が求められることになります。従って、教育課程では以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 脳卒中急性期の脳組織への影響に対する臨床判断を的確に行い、病態の重篤化回避のためのモニタリングとケアが実践できる。
  • 脳卒中患者の急性期・回復期・維持期において、一貫した生活再構築のプロセス管理と、セルフケア能力を高めるための計画的な回復支援ができる。
  • 脳卒中患者の機能障害に対して、急性期から病態に応じた活動性維持・促進のための早期リハビリテーションを実践し,ADL 拡大のための適切なリハビリテーション看護技術を実践できる。
  • 脳卒中患者の高次脳機能障害が日常生活に及ぼす影響を予測し、生活の再構築のためのケアが実践できる。
  • 脳卒中再発予防のための健康管理について、患者及び家族に対して指導することができる。
  • 脳卒中リハビリテーション看護の実践を通して役割モデルを示し、看護スタッフへの指導、相談に対応できる。
  • 個々の障害に応じた自立支援のために、他職種と協働しチーム医療及び地域連携を推進するための役割をとることができる。
  • 脳卒中患者・家族の擁護者として、相談・調整の役割をとることができる。
    (日本看護協会 2008年2月28日プレスリリース資料による)
     

<19>がん放射線療法看護

がん放射線療法看護認定看護師は、がん放射線治療効果を最大限に得るため、放射線療法の治療過程により生じる患者の身体、心理、社会的問題の解決を支援し、長期にわたる治療を主体的に継続し、完遂できるよう、水準の高い専門的知識と技術を提供します。教育課程では以下のような知識と技術を習得することになります。

◆求められる知識と技術

  • 治療方法について、その有害事象や予防、社会的資源の活用を含めた適切な情報提供により、患者の意思決定を支援することができる。
  • 病態及び対象の特性を考慮し、患者とその家族の心理的問題をアセスメントし、不安軽減をはかり主体的に治療に取り組めるようにするための心理的援助ができる。
  • がん放射線療法の効果と有害事象についてアセスメントし、効果的な予防と症状緩和ができる。
  • 患者にとって最大の治療効果と必要な安全、安楽を確保するために放射線療法の環境を整備することができる。
  • 施設内における放射線防護策について、主体的に推進することができる。
  • がん放射線療法看護の実践を通して役割モデルを示し、看護スタッフに対する具体的指導や相談を行うことができる。
  • がん放射線療法において他職種によるチーム内の調整役として、患者の円滑な治療および在宅療養促進のための役割を担うことができる。
    (日本看護協会 2008年5月26日プレスリリース資料による)
     

<20>慢性呼吸器疾患看護

「慢性呼吸器疾患看護」認定看護師は、COPDをはじめとする慢性呼吸器疾患患者を対象に、非可逆的換気障害をきたした肺の残存機能を維持向上させ、呼吸困難症状を緩和し、生活者の視点にたったADL拡大を目指した呼吸リハビリテーションを行います。 さらには、急性増悪を予防するため、患者のセルフケア能力を高めるための指導、教育を行います。従って、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 慢性呼吸器疾患患者の病態を把握し,呼吸管理とケアができる。
  • 各病期において起こりうる心理的,社会的およびスピリチュアルな問題を理解し,問題解決のための援助ができる。
  • 病態・症状に応じた呼吸リハビリテーションを実践できる。
  • 患者とその家族が病状に応じた自己管理ができるよう,療養生活継続のための効果的な指導ができる。
  • 慢性呼吸器疾患患者・家族の権利を擁護し,自己決定を重視した看護を実践できる。
  • より質の高い医療を推進するため,他職種と共働し,チームの一員として役割を果たすことができる。
  • 慢性呼吸器疾患看護の実践を通して,役割モデルを示し,看護職者への指導・相談を行うことができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

<21>慢性心不全看護

「慢性心不全看護」認定看護師は、慢性心不全患者を対象に、急性増悪を繰り返す病態的特徴を踏まえ、患者の身体及び認知・精神機能、さらには増悪因子の的確な評価を行い、障害された身体機能の回復を促進し、心不全増悪の回避、予防を行います。 また、患者の生活調整を支援し、自己管理能力を高めるための指導、教育を行います。従って、以下のような知識と技術を習得する必要があります。

◆求められる知識と技術

  • 心不全患者の身体及び認知・精神機能のアセスメントを的確に行う。
  • 慢性心不全患者の心不全憎悪因子の評価とモニタリングができる。
  • 症状緩和のためのマネジメントを行い、QOLを高めるための療養生活行動を支援する。
  • 慢性心不全患者の対象特性と心不全の病態に応じた生活調整ができる。
  • 慢性心不全患者・家族の権利を擁護し、自己決定を尊重した看護を実践できる。
  • より質の高い医療を推進するため、多職種と共働し、チームの一員として役割を果たすことができる。
  • 慢性心不全看護の実践を通して、役割モデルを示し、看護職者への指導・相談を行うことができる。
    (日本看護協会の資料による)
     

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